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2025.07.17

日本聴覚医学会・耳管開放症研究会に参加いたしました

7月3日を臨時休診とさせていただき、名古屋市・国際センタービルで開催された第10回日本聴覚医学会・耳管開放症研究会に参加させていただきました。今回は、日本耳科学会・指導医制度委員会やガイドライン委員会で一緒に委員をさせていただいている藤田医大・吉岡哲志准教授が会長を務められており、会を盛り上げるべく4年ぶりに演題を登録させていただきました。40人強の参加でしたが、会場には多くの名医がおり、私が座長をさせていただいた福岡大教授・坂田俊文先生の演題は小林俊光・東北大名誉教授、髙橋晴雄・長崎大名誉教授、村上信五・名古屋市立大名誉教授、大島猛史日大教授などが順番にご意見され、さながら耳管手術のサミットのようでした。世界的に見て日本が最も耳管を真剣に研究していることを考えると、世界で最先端の意見交換であったと思います。会の後は懇親会がありましたが、例年通り浜松医大・東北大・藤田医大の先生方との意見交換も非常に有意義でした。幹事会では幹事の間で若干の意見の相違があった名称の変更も無事に決議され来年からは「耳管疾患・上半規管裂隙症候群研究会」と名称がかわりますが、医療事故や失敗も、変わらぬ知性で自由に討議するプラットフォームとして引き続き来年も7月に勉強させていただきます!